気功をしていると、体の内側からぽかぽかしてきます。
特にこの時季はぽかぽか。
だからって夏に気功をすると燃えよドラゴン!になるか!?というとそんなことなくて、じわーんと汗はかくけど、体を涼しくするための汗なんだろうなーという程度。
今日も午前中の教室で冷え性のお2人にレッスンしていたところ、後半は上着を脱いで半袖で気持ちよーく練功(気功を練習すること)していました。
午前中のスタジオの気温は20℃と上着無しでは少し寒いかなーという感じでした。
気功は激しい動きも無ければ、ストレッチ的な動きも無いので、なんでぽかぽかするのか?不思議です。
気功は「調心・調息・調身」と言われるように自分で自分の心と体を調えます。
調えることは体の恒常性を保つ効果もあります。恒常性は生き物にとってとーっても大事な機能です。外の環境がどうであっても、体や心の内部の環境を一定に保って、生命を維持しようとする、とってもお利口さんで大切な機能です。
体温調節や自律神経の調節などなど。
なので、スタジオ内が寒くても、気功をすると体がきちんと応えてくれてぽかぽか自分で自分を温めてくれます。もちろん、限度はありますが、ある程度なら外部環境が変化しても自分で自分の体を一定に保とう!としてくれます。
暑い時は涼しく、寒い時は温かく、こんな素敵な機能が備わっている体を気功をすることで感じることができるので、自分で自分の体がとても愛おしく感じられます。
気功は自分で自分の体や心を調えながら、自分の体と心を大事にする、そんな時間を過ごせます。
今日のお2人もレッスンが終わった後は、ほっこり幸せーな表情をしていました。
そんなお客様を前に、私もとーっても幸せな気持ちでいっぱいになりました。