大切な人を思えば思うほど、私たちはつい「心配」という形で言ったり行動したりしがちです。
「本当に大丈夫?」
「無理していない?」
「○○した方がいいんじゃない?」
などなど。。。
もちろん、それは相手を大切に思う気持ちの裏返しです。けれど、その「心配」が相手にとっては“重荷”になることもあります。
気遣いのつもりが、実は自分の不安を押し付けてしまっていることもあります。
自分の不安を無くすために相手は求めていないアドバイスをしたり、自分の思い通りになるような行動を相手に求めたり。
それって、優しさかな?
もし、自分がピンチで頑張っている時に、あまりにも「大丈夫?」「こうした方がいいよ」「ああしたほうがいいよ」と言われたら、気持ちが萎えますよね。
もっと、相手を信じてあげると相手も自分も楽になりますし、踏ん張れます!
同じ気遣いをするなら、「心配」ではなく「応援」しよう!
「大丈夫?」ではなく → 「大丈夫!」
「無理してない?」ではなく → 「応援してるよ。辛い時はいつでも相談してね!」
「気をつけてね」ではなく → 「楽しんできてね!」
応援の言葉は「信じているよ」という肯定のメッセージです。相手は安心し、前に進む勇気を持てるようになります。そして不思議なことに、応援する側の自分自身も前向きな気持ちになれます。

そして自分に対しても「応援」を!
応援は他人だけでなく、自分自身に対しても効果があります。
「上手くいかなかったらどうしよう」と心配する代わりに「挑戦している自分はえらい!応援してるからね!」と言葉をかけてみる。
その一言が、不安ではなく勇気を呼び起こしてくれます。
心配は不安を育て、応援は希望を育てます。
“大丈夫?と心配する人”から“大丈夫だよ!と応援する人”を目指してみると自分も周りも前を向いて一歩踏み出せると思います。