更年期症状に気功が効くワケ

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看護師であり、気功を教えている私の見解と実体験を書きます。

更年期症状、辛いですよね。私は45歳過ぎた辺りから動悸、ホットフラッシュ、血圧上昇の症状が出ました。

幸い、気功をセルフケアとして習慣化していたので、重症化せずになんとか乗り切りました。今は52歳で、完全に症状が消えた訳ではないですが、仕事、家事、遊びをするのに支障の無い程度です。

更年期症状は女性ホルモンの分泌バランスの変化によって起こります。変化に弱い・・・と言えば!そう、自律神経です。

自律神経はとても優秀で全自動で私たちが生きるための様々な機能をコントロールしてくれています。ただし!自律神経はとても敏感でデリケート。ちょっとした変化で騒いだり機能しなくなったりします。天気、気圧、気温、人間関係、環境、病気、年齢、などなど。その変化に対応しようと自律神経がSOSを出すと体に様々な症状が出ます。

ちなみに、自律神経ってそもそも何?はここをクリック!

ドキドキする心臓、呼吸をしている肺、食べたものを消化してくれる胃や腸、そして、体の様々な機能をコントロールしている脳。それらみんな、自律神経が関わっているんです。

更年期症状はこうやって↓起こるんです。

女性ホルモンの変化→自律神経(脳)がSOS!→自律神経が支配している臓器や機能が過敏に反応!→様々な症状の出現。

自律神経のSOSを心臓が反応すると、動悸や血圧上昇など。肺が反応すると、息切れや呼吸が浅くなって苦しくなる。消化器系だと便秘や下痢、胃のムカムカなど。脳が反応すると体温調整機能が過敏になってホットフラッシュや逆に冷え性になったり。不眠、めまい、頭痛、イライラ、落ち込みなどなど。自律神経が関係している場所で色んな症状が出ます。

気功は私たちが生きる上で欠かせない「気(エネルギー)」を巡らせたり、補ったりして、体の機能を調和します。この調和が、自律神経を整えることになるんです。自律神経にそんなに過敏にならなくても大丈夫だよ、と、気でアプローチして落ち着かせます。

気功のレッスンに来ている生徒さんの感想で多いのは「ぐっすり眠れるようになった」「イライラを手放せるようになった」「気持ちが落ち着くようになった」「アレルギーが改善した」です。これ全部、自律神経が関わっているところの症状です。

西洋医学は目に見える症状や検査データで判断して治療しますが、気功が生まれた東洋医学は、目に見えること以上に体や心の「機能」や起こる「現象」に注目して治療します。機能や現象は千差万別。人によって違って当たり前です。

だからこそ、自分に起こっている自分の症状を自分でケアすることがとても重要です。

西洋医学も大事ですが、東洋医学を取り入れることで自分が心地いいなと感じられる生活ができるようになると私は思います。

更年期症状が気になる方、辛い方、自分でケアする方法、教えますよ♪

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次回は「気功と薬の良い関係」です。

お薬飲んでることに罪悪感抱いてる方、薬は飲まない!って決めてる方、薬=毒と思い込んでる方、その頑なな心が緩んで和らいでバランス良くなりますよ!

お楽しみにーー!

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