講師のお仕事シーズンがスタートしました。昨日は久しぶりに都内の企業で社員さんへ「セルフケア研修~心地よく生活するためのマインドフルネスを体験しよー!~」と題して登壇してきました。
研修の最後に受講した社員さんからの質問に私がお答えるというQ&Aのコーナーがありました。
そこでこんな質問がありました。「冬になると落ち込むのですがどうしたら気持ちがあがりますか?」
冬になると落ち込む。これは自然のことなんですね~。東洋医学では1年を通して様々な自然の気の流れが私たちの心と体に影響を与えると考えられていて、秋に流れる気は肺に影響します。そして肺は「悲しみ」の臓器と言われています。冬は腎臓。腎臓は「恐れ」の臓器です。なので秋や冬に気持ちが落ちるのは自然のことなんです。
なので、気持ちが落ちてもそんな自分を「責めない」ことが大切です。
なんで私、こんなに落ち込むんだろう。どうして明るい気分になれないんだろう。と、自分を責めると余計に気持ちは上がらないです。
気持ちが落ちたら「私、今落ち込んでるのね。」って胸にてを当てて「そーか、そーか。そんな時もあるさ。」って、寄り添って、終わりにする。落ち込んでるっていう事実だけを認めて、あとは、なんで?どーして?って原因追求したり、落ち込んでる自分はダメだなんて思わないことが、大切です。
落ちてる事実に対して、ただ、そーなんだね。で、OKです。
無理やり元気になろーとしなくてもいいし、明るく振る舞わなくても良いですよ。
私も9月~今月は、悲しい気持ちになる日が頻発しました。特別な理由はなかったので、あ、今私、悲しいのね。そーか、そーか。と、自分に寄り添い、自分が心地いいなーと思えることをやってました。気持ちが楽になるツボにお灸をするとか、あ、そうそう、気功!気功!(笑)。気功も動作が少ない瞑想は悲しい雑念が浮かぶので、動作のある功法をやってましたねー。
そーしてると、悲しい気持ちを自然に手放せますよ。自分にとってネガティブな感情を手放すのに一番効くのは「時間薬」だと思うので!その時間薬の効果を上げるのが「寄り添う」ことですねー。
イライラしちゃう自分も、落ち込む自分も、自分で自分を責めないで、認めて寄り添い続けてあげることが、気持ちを平常に戻す一番の近道だと思います。
そんな感情の波を小さくしてくれるのがマインドフルネス。ぜひ機会があったらマインドフルネス体験してみて、日常生活に取り入れると心地よく生活できますよー!
ちなみに、気功もマインドフルネスでーす♪